<お薦め本>
切なさで、『幸福な王子』
耽美さ、退廃さ、シニカルでは、
この、「ドリアン・グレイの肖像」が 一番好きです。
これを書くにあたって始めて知りましたが、
同名で映画化が3回されているみたいです。
メインの登場人物は、3人?
ドリアン・グレイは、ボクからすると脇役
ヘンリー・ウォットン卿に感情移入しやすく感じますね。
バジル・ウォーホールドは生真面目な脇役
ヘンリーがバジルやドリアンの世界観を、ことごとくリフレームしていく
そのものの見方は、 NLP的にワクワクしてきます。
また、日本語訳の福田恆存さんの表現が、
表象システムをクロスオーバーする、
つまり、共感覚的な表現がとても多い。
そして、それが美しい!のひとこと。
サブモダリティの活性化にとても役に立つでしょう。
NLPを学んだ人には、ご自身の感覚の鋭敏さが、
どれほど、日常生活の美的感覚を成長させているかに
すぐに、オドロキを持って、感じているでしょう。
また、NLPをこれから学ぶひとにとっては、
NLPの世界は、小説の中からもみつけることができる、
すこしの親近感と、今までとは違う目線で読書を始めた
あなた自身に気づくかもしれませんね。
最後に、彼の文業と生きざまは世界中に影響を及ぼし、
日本に限っても、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、
谷崎潤一郎などが、ワイルドを意識したと言われている。
Wikipediaより抜粋
ぜひ、ご一読を!
■ドリアン・グレイの肖像
オスカー・ワイルド
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