<お薦め本>
著者はファシリテーター。
物理学者でもあります。
南アフリカのアパルトヘイト撤廃から民主化移行期、
コロンビアの内戦
大量虐殺後のグァテマラ
などの難題に対して、
さまざまな利害関係者、加害者/被害者の間の
話し合いをファシリテートしてきたその経験から
学んだことを、教訓として、方法論として、
そしてなによりも
彼自身の振かえりとして書かれています。
素晴らしい本です。
成功事例はほとんどなく、(なぜなら、現在もそれが続いているからです)
沢山の上手くいかなかった事例に対しても、とてもオープンに書かれています。
成功事例ばかりを強調する人が多い中で、
著者にとっての「本質」を語るために必要なこと、
失敗と成功の中からひもといた「対話」の経験、を生き生きと語ってくれています。
この人から、学びたいです。
セミナーして欲しい。
■手ごわい問題は、対話で解決する
アダム・カヘン
(著)
http://www.amazon.co.jp/